どうも、DAIKYです。
今回は、アンテナサイトとは何なのかということについてお話ししていこうと思います。
「アンテナサイトなんて聞いたことないよ」という人もいれば、「聞いたことはあるけど何なのかはよくわからない」という人もいると思います。
目次
アンテナサイトとは?
アンテナサイトとは、簡単に言うと「まとめサイトをまとめたサイト」のことです。
「いやいや、まずまとめサイトってなに?」
ってなる人もいますよね。
まとめサイトとは、キュレーションサイトとも呼ばれ、他のサイトで掲載されているコンテンツを転載したサイトのことです。
ネット上には多くの情報が乱立しているので、わかりやすく見やすくするために、他サイトのコンテンツのいいとこ取りをして掲載しているわけです。
有名なところで言えば、「NEVERまとめ」がそれにあたります。
こういったまとめサイトは、個人でも簡単に作ることができ、尚且つ収益化も可能です。
そうなるのはもちろん需要があるからなのですが、今となっては、まとめサイト自体が多くなりすぎて、どれを見ればいいのかがわからなくなっているのが現状です。
そもそも、このような問題を解決するためにできたまとめサイトなのに、そのまとめサイトが逆に乱立してしまっているわけです。
そこで今度は、まとめサイトを人気順や更新順に並べ、わかりやすくまとめるという動きが出てきました。
そこで誕生したのが、アンテナサイトというわけです。
アンテナサイトの仕組み
アンテナサイトの主な役割ですが、「アクセス集めとアクセス流し」となります。
名前の通り、アンテナの役割を果たすわけです。
アクセスが集まる仕組み
では、アンテナサイトへアクセスが集まる仕組みはどうなっているのでしょうか。
アンテナサイトのアクセス源となるのは、概ね以下の3通りの方法になります。
・SNSなどからのアクセス
・他のアンテナサイトとの相互RSS
上の2つは通常のアフィリエイトと同じですね。
検索して表示されることで、そこからのアクセスを見込んでいくというのが通常です。
ただ、始めたばかりだと、安定的にアクセスが集まるまである程度時間がかかってしまうという懸念点があります。
そこをカバーするために、SNSを活用するわけです。
SNS活用に関しては、以前別の記事でも解説していますので、参考にしてみてください。
ところがアンテナサイトの場合、上記の2つに加え、相互RSSという方法があります。
アンテナサイトの一番の特徴と言えるのがこの相互RSSでのアクセス集めです。
何かと言うと、Twitterのの相互フォローのようなもので、「私のアンテナサイトで登録するから、あなたのサイトでも登録してください」という感じで相手に申請し、お互いのサイトからアクセスを流し合うことができるのです。
RSSによる自動更新の仕組み
アンテナサイトは、自分で記事を更新する必要がありません。
その仕組みとしては、RSSが関係してきます。
RSSとは、Webサイトの新着情報を配信するフォーマットのことです。
更新先のRSSを取得することで、そのサイトが更新されれば、自分のアンテナサイトも自動で更新されるという非常に画期的なものと言えます。
これがあることで、お気に入りブログの更新状況をわざわざチェックしにいく必要もなくなります。
ですので、自分で構築したアンテナサイトで、RSSに基づいた自動更新される仕組みを作ってしまえば、サイトを立ち上げた後は自分で作業することなく、自動で記事が更新されアクセスが集まってくる状態を作れるわけです。
収益の仕組み
基本的にアンテナサイトの収入源はクリック報酬型の広告になります。
アンテナサイトに設置した広告がクリックされることで収入が発生するわけです。
トレンドアフィリエイトと一緒ですが、このようなクリック報酬型広告での収益を見込む場合は当然多くのアクセスが必要となってきます。
なぜ単価の高い成約報酬型ではないのかは、みなさんご理解いただいていると思いますが、サイトの滞在時間が短いからです。
アンテナサイトを見る人の目的は、まとめサイトの記事を見ることなのですから、滞在時間が短くなるのは当たり前ですよね。
目的のまとめサイトが見つかればすぐに離脱されるでしょう。
そんな状態で、成約報酬型の広告を設置していたところで、全く意味がないわけです。
アンテナサイトのメリット
アンテナサイトを運営する上で、以下のようなメリットがあります。
・SEO対策が必要ない
上記でお伝えしたように、アンテナサイトの一番の強みとも言える相互RSSにより、多くのアクセス流入が見込めるわけなので、検索エンジンからのアクセスに頼る必要がないため、SEOに依存せずにアクセスを集められるのです。
Googleではアルゴリズムの変更により、検索順位がわけもわからず圏外に飛ばされるなんて可能性が十分ありえます。
しかもその基準が公表されているわけではないので、何がいけないのかもわからず、ある日突然サイトへの訪問者数が激減するという悪夢に見舞われるのです。
その点、SEOに依存しないアンテナサイトはこのようなGoogleの気まぐれに振り回される必要がないわけです。
また、先述した「記事の自動更新」も大きなメリットと言えるでしょう。
アンテナサイトのデメリット
逆に、アンテナサイトのデメリットは以下のようなことが挙げられます。
・アンテナサイト作成に、専門的な知識とプログラミングなどのスキルが必要
アンテナサイトは、上記でお伝えしたように、クリック報酬型で稼いでいかなくてはいけません。
トレンドアフィリエイトを行なったことがある人はご存知かもしれませんが、クリック報酬型は1回クリックされるだけで報酬が確定しますが、報酬発生までのハードルが低い分、報酬単価も極端に低いのです。
だいたい1回クリックされることで10円くらいが相場となります。
と言うことは、10万円稼ごうと思うと、10,000回クリックされる必要があるわけです。
ちょっと気が遠くなりそうですよね。
少なくとも私は実践する気になれません。
それであれば報酬単価の高い成約報酬型のアフィリエイトを行なった方がマシです。
専門知識とプログラミングなどのスキルが必要なことに関しては、今現在ではツールやノウハウが充実していることもあり、デメリットと言うほどでもないかもしれません。
そのノウハウでは有名なところで、『超神龍』という教材があります。
ただこの教材、実際私は購入しているわけではないので詳しい説明はできかねますが、他の人のレビューを見る限り賛否両論です。
アンテナサイトの個人的な意見
ここまで解説してきましたが、私は個人的にアンテナサイトを全くおすすめしていません。
それにはいくつか理由がありますので、「私は絶対アンテナサイトを運営して稼いでいくんだ」と思われている人がいるようであれば、必ずこれを読んだ後にもう一度冷静になって考えてみてください。
検索エンジンからの集客が無理ゲー
上記でお伝えしたように、検索エンジンからのアクセスがなくとも相互RSSでのアクセス流入があるので、SEOは気にしなくていいわけです。
とは言え、多少は検索エンジンからもアクセスが欲しいのが正直なところです。
しかし、それ自体は全く期待できません。
理由としては、現在Googleは、サイト内コンテンツの中身の質をより重視する傾向が出てきているからです。
そんな中で、他人のサイトや記事の更新情報を網羅しているだけのアンテナサイトやまとめサイトは、力のある大手サイトではない限り、個人ではかなり不利な状況と言えます。
このようなことから、検索エンジンからの集客は無理ゲーというわけです。
相互RSSが相手にされない
これは、特に参入したての初心者の場合に言えますが、アンテナサイトの特権である相互RSSが全く相手にされない可能性が考えられます。
「これまで散々相互RSSの良さを伝えてきたのに、そんなこといったら本末転倒じゃん」
と思われるかもしれませんが、これが現実です。
新規参入のアンテナサイト運営者はみな考えることは同じで、大手のまとめサイトと相互RSSするのが手取り早いのですが、相手にとっては、出来たてホヤホヤのアンテナサイトと繋がるメリットが全くないわけです。
大手のまとめサイトは、すでに大手のアンテナサイトと繋がっています。
そんな中でわざわざ新規の弱小アンテナサイトと繋がってくれると思いますか?
まず相手にされないでしょう。
その場合、アクセスを集めていくのがSNSからのみになるわけなので、アンテナサイトをやる意味自体が薄れてきます。
まとめ
今回は、アンテナサイトとは何なのかということについて解説してきました。
アンテナサイトでも稼いでいる人は稼いでいるんでしょうけど、今から初心者が参入するのは全くおすすめできません。
やはり楽して稼ぐことなんかできないということですね。
本気で稼いでいこうと思っているのであれば、必要最低限の努力は必要ですし、「楽に」なんて考えない方がいいです。
そんな考えを持っている人ほど、ネットビジネスで結果を出す前に消えてしまいます。
そうならないためにも、しっかりと知識をつけて、自分は何をするべきなのかを明確にしておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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