DAIKYです。
人は、新たなことを始めるとき、何かしらの失敗やミスをします。
これはどんな天才であっても同様です。
数多くの失敗を重ねることで軌道修正を行い、その先に成功を掴み取っています。
ですので、何かに挑戦するときは失敗やミスを恐れないようにすることが重要です。
しかし、本やセミナー、ブログなどでいくら「失敗を恐るな」といわれたとしても、やはり怖いものは怖いですよね。
そのため、重要な場面になるとどうしても恐縮してしまいがちです。
ただこれらは、少し考え方を変えることで克服することができるのです。
そこで今回は、成功者が行なっている「失敗やミスを恐れない思考法」についてお伝えしていきたいと思います。
失敗やミスの線引き
多くの人は、何かを実行する際に「成功」と「失敗」の2つで考えてしまいます。
実は、ここに原因が隠されているのです。
本来この2つを線引きしてはいけません。
それぞれのシーンを例にあげてわかりやすく解説していきます。
何かの試験を受ける時
例えば、英語の試験を受ける場面を考えてみてください。
英検やTOEICなどのテストを受けて、そこで思い通りの結果を得られなかった場合どうですか?
おそらくほとんどの方は、今回の試験は「失敗」だったと考えると思います。
しかし本当にそうでしょうか。
本来の目的は、英検に受かったりTOEICで高得点をとったりすることではないはずです。
英語力を磨くことで、活躍の場を広げることがそもそもの目的だと思います。
そういう意味では、テストの結果は大きな意味を持ちません。
テストで結果を出すよりも、試験で間違えた箇所と模範解答を照らし合わせることで、勘違いしていたところを修正していくことの方がよっぽど重要です。
逆に考えると、まぐれで正解して点数がいいよりも、多くの間違いをしてその部分を修正できる方が将来的にみて好都合ではないでしょうか。
スポーツでの考え方
スポーツの場合はどうでしょうか。
試合を行うとき、「勝ち・負け」という線引きで考えてしまうから心が沈んでしまいます。
「負け」が悪いのかというと、必ずしもそうではないということです。
自分よりも強い相手に挑むと、おそらく高確率で負けると思います。
しかし、このときに自分の反省点が見つかったり、「この強い相手と試合したことがある」という自信にも繋がり、最終的により実力を向上させることができます。
どんなアスリートであっても「負けたことがない」という人なんて存在しません。
「負け」という結果から多くのことを得て、現在の成功に繋げているのです。
仕事での考え方
営業で商談をしている場面で考えます。
商談とは、お客さんが商品を購入してくれるかどうかの重要な場面ですよね。
このとき、商品を購入してくれることが「勝ち」、商品を購入されなかったが「負け」だと多くの人が考えると思います。
ここで考えてみて欲しいのが、たとえその場で商品が購入されなかったとしても、そのお客さんと商談したことをきっかけに継続的な付き合いをすればいいだけです。
そうすれば、半年後に他の商品を購入してくれるかもしれません。
また、そのお客さんが自分を信頼してくれていれば、周りへ積極的に口コミしてくれる可能性も考えられます。
そうなると、多くのお客さんが勝手に自分のところへ流れ込んでくるようになります。
ですので、「その場で商品の販売に成功するかどうか」ではなく、「お客さんと良好な関係を築くこと」を目的とする方が重要なのです。
まとめ
上記で挙げた例は、すべて長期的な考えに基づいています。
実力の低い人ほど短期的な思考を持ってしまいがちですが、世の中の成功者と呼ばれるような人たちはみな共通して長期的な思考を持っています。
長期的な思考を持つと、多少の失敗やミスなんてどうでもよくなります。
もちろん、「失敗してもいい」と開き直るということではありません。
あくまで、どう線引きするかによって考え方を変えていくことが大事ということです。
ですので、失敗やミスをすること自体は問題ではなく、
「失敗やミスを恐れず挑戦し、多くのことを得るか」
「挑戦せずに現状を維持するか」
の選択で物事を考えるべきなのです。
こういった考えを普段から持つことで、これからの未来が大きく変わってくるでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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