DAIKYです。
せどりに関心を持っている方であれば一度は聞いたことがあるであろう、「無在庫転売」。
今回はこの「無在庫転売」について初心者にもわかりやすく解説していこうと思います。
無在庫転売とは
そもそも無在庫転売とは名前の通り、在庫を持たずに転売していくということです。
簡単に2つの違いを説明します。
【通常の転売】
仕入れ先から商品を購入 ⇨ 手元に届く(在庫)⇨ 出品する ⇨ 売れる ⇨ 発送
例)ヤフオクで800円のデジタル時計を購入し、手元に届く。メルカリで1,800円で出品。
売れれば、発送し、1,000円の利益。(手数料は考えていません)
通常の転売はこのように、先に商品を購入して在庫を持った状態で、出品し販売していくという流れになります。
【無在庫転売】
仕入れ先を確認 ⇨ 売れそうな商品を見つける
⇨ その商品を購入せずに写真などを載せて出品する(無在庫)⇨ 売れる ⇨ 仕入れる ⇨ 発送
例)ヤフオクで売れそうな800円のデジタル時計を見つけた。
仕入れずに、とりあえず写真などを載せてメルカリに1,800円で出品。
売れれば、仕入れる。手元に届き次第、発送し1,000円の利益。
これが無在庫転売の流れです。出品した後に、商品が売れてから仕入れています。
要は、商品が売れる前に仕入れるか、売れてから仕入れるかの違いです。
無在庫転売はノーリスク?
上記の説明でお分かりいただけると思いますが、通常の転売は在庫を抱えています。
在庫を抱えるということは、商品を先に買っているわけなのでマイナススタートになります。
つまり、商品が売れなかった場合は赤字になるわけです。
対して無在庫転売は、売れてから商品を買うので、利益が確定した状態で仕入れが行えます。
例で説明したように出品時では、まだ商品は仕入れていません。
売れた後に商品を仕入れて初めてマイナスが生じます。
しかしこのマイナス分も、利益は確定しているので、安心ですよね。
仮に赤字になるとすれば、取引自体がキャンセルになった時くらいです。
普通に取引していれば、キャンセルになること自体そうそうありませんし。
このように無在庫転売は、在庫を持たないので、先に商品を買わずに済むということ。
つまり、確実に赤字になることはないのです。
無在庫転売はうまくすれば発送作業をカットできる
さらに無在庫転売のメリットとして、うまくすれば配送作業をカットできるという点があります。
仕組みとしては単純で、
仕入れのお届け先を自分ではなく、購入者の住所に変更する
ということです。
こうすることで、自分は面倒な梱包・発送作業をせずに、ネットの中だけで完結させることができます。
配達先の住所のみを変更するだけなので、手間もかかりませんよね。
無在庫転売のデメリット
ここまで無在庫転売のいいところばかりを紹介してきましたが、もちろんデメリットも存在します。
先に商品を出品してしまう
ということです。
どういうことかというと、「先に出品し、実際に自分の販売先で商品が売れて、いざ仕入れようとした際にその商品が売れてしまっていて、仕入れられない」といったリスクがあります。
こうなるとお客様に商品を提供できません。
今までの例でいうと、メルカリで先に出品していたデジタル時計が売れたので、仕入れようとすると、ヤフオクのその商品は他の方が購入しており、仕入れられず、お客様に商品を届けられない。
こうなると大変です。
取引自体をキャンセルし、返金対応をしなくてはなりません。
返金対応で済めばまだ良いですが、間違いなく悪い評価をつけられます。
評価が悪くなると、今後の販売にも影響が出るかもしれません。
ただ、こうならないための対策としては
例えば、出品時の商品説明の項目に、
「この商品は他のサイトでも出品しているため、購入いただいても売り切れとなっている場合がございます。
その場合、購入いただいても取引キャンセルさせていただく場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。」
といった一言追加していれば、キャンセルしたとしてもお客様にも納得していただける可能性があります。
これでも納得いただけなかった場合には、返金対応するしかありませんが、、、
まとめ
ここまで無在庫転売について解説してきました。
いかがでしょうか。
メリットもあればデメリットもあります。
「無在庫転売めちゃくちゃ良いじゃん」と思う方もいれば、
「デメリットが大きいから微妙だな、、」と思う方までいろいろだと思います。
私自身、どちらかというと通常の転売の方が良いような気がします。
やはり堅実に商品を仕入れて販売するという流れが王道で、稼ぎやすいと思うからです。
ただ、無在庫転売が稼げないというわけでは決してありませんので
メリットもデメリットもしっかり理解した上で、試しに実践してみても良いと思います。
「通常の転売」、「無在庫転売」両方実践してから、自分にあった方を続けていけばいいのです。
ネットビジネスには「こうじゃないとダメ」といったルールはありません。
自分の道は自分自身で切り開いていくものです。
もし悩んでいるようであればいつでも私にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブログとは別にLINE@からもお得な稼げる情報を発信しています。 私に共感できる部分や興味がある方はこちらから追加をお願いします。