DAIKYです。
さて今回も転売についてのお話をしていこうと思います。
今回は転売における回転率についてです。
転売ではキャッシュフローが大事なのですが、転売でのキャッシュフローを健全に保つための大きな要素となってくるのが商品の回転率です。
この回転率を上げていかないと、最終的に在庫だけが増えてしまい、毎月利益は出ているけど手元に現金が残っていない状態になってしまう可能性があります。
だからこそ商品の回転率を重視して、キャッシュフローを健全に保つよう心がけましょう。
回転率の悪さからキャッシュフローが悪化してしまう
例えば、
翌月そのうちの30万円分の商品が45万円で売れました。
この時点ではクレジットカードの利用状況が55万円で70万円分の在庫がある状態です。
翌月35万円分の在庫が45万円で売れました。
45万円の入金があり、利益額は10万円。在庫の残りは35万円分です。
利益率は約22%ですが、まだまだ順調な利益率です。
ただ状況としては在庫は毎月増えていき、利益額自体も落ちています。
売上全部をクレジットカードの支払いに回したとしても、まだクレジットカードの支払い残高は10万円残ります。
在庫に関しては35万円分残っています。
このように、利益が出ているからといってどんどん仕入れを行なってしまうと、いずれは大量の在庫とクレジットカードの支払い残高のみが残ってしまうことになり、キャッシュフローが回らなくなってしまうのです。
文章で見ると、無理な仕入れをしなければいいだけと思うかもしれませんが、実際に転売をしてみると、クレジットカードの支払いに間に合わせるために追加の仕入れを行なってこのような負の連鎖に陥ってしまう人が大勢いるのです。
詳しくは、
にて説明しているのでそちらをご覧ください。
資金が少ないうちは、回転率のいい商品のみを仕入れる
特に、転売を始めたばかりで資金が少ないうちは、商品の回転率を最優先に考えて仕入れを行うようにしてください。
利益額が少なくても回転率がよければすぐに回収できるので、量をこなせば収益も十分見込めます。
在庫が多いと売上自体は上がりやすくなりますが、キャッシュフロー的に考えると、在庫は残さず、全て売上になっているのが理想です。
ですので、資金が少ないうちは回転率のいい商品だけを仕入れるよう意識しましょう。
資金があれば売上額はいくらでも伸ばせる
転売において「売上」を伸ばすだけであれば、資金があればいくらでも伸ばしていくことが可能です。
転売ビジネスをしている人のブログで「売上〇〇万円突破」などと書いているのを見たことはありませんか?
側からみれば「すごい!!」となるかもしれませんが、これはあくまで「売上」です。
売上と利益は全く違います。
単月の売上を上げるだけであれば、クレジットカードの枠全てを使って仕入れ、販売すればいいだけです。極端に言うと、仕入れた金額と同じ金額で販売したとしてもそれはあくまで「売上」なのです。
ただし、この場合はもちろん利益は出ていません。
このように、「売上が大きい=儲かっている」とは限らないわけです。
実際の収入とするには、「毎月の売上」を「毎月の仕入れ値」以上にキープしなければいけません。
そのためにも回転率のいい商品を仕入れる必要があるのです。
まとめ
今回は、転売における回転率の重要性についてお伝えしてきました。
初心者の人は、利益率ばかりに目がいきがちで、そのような商品をたくさん仕入れたはいいが、売れるまでにものすごく時間がかかったなんてことがよくあります。
利益率に目がいくのはわかりますが、それを同じくらい回転率も重視していないと後から大変なことになってしまいます。
そうならないためにも、初心者のうちは低利益率でもいいので、回転率のいい商品を仕入れることを意識しましょう。